新しい転職スタイル Rターン(リターン)転職 [40代の私にもできた体験談] 転職はマインドが大切です

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Rターン(リターン)転職とは

生まれた土地のほかに

複数の土地で暮らした経験のある人が、

その中のひとつの土地を選んで

新たに就職や転職をすることです。



私の転職には

Uターン・Iターン・Jターンの

どれも当てはまらなかったので、

新しくRターン(リターン)という言葉を造りました。

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はじめに


この記事では40代の私にもRターン(リターン)転職が出来た体験談をお伝えします。

Rターン(リターン)転職とは

生まれた土地のほかに

複数の土地で暮らした経験のある人が、

その中のひとつの土地を選んで

新たに就職や転職をすることです。

私は東京出身ですが、父の転勤で

関東の田舎町や

東北の地方都市で

暮らした経験があります。

大学を卒業してから父の転勤先の田舎町で就職し、

その後、20代で東京に戻って転職しました。

40代、父が暮らす東北の地方都市へ戻って転職に成功しました。

私の転職には

Uターン・Iターン・Jターンの

どれも当てはまらなかったので、

新しくRターン(リターン)という言葉を造りました。

さまざまな理由で転居をともなう転職を考えている方に読んでいただきたい記事です。

転職の決断

転職を決断したイメージ

ある日、父ががんで余命宣告をされました。

私はこれといった親孝行もしないで40年あまり過ごしてきたので、

この機会に父が住んでいた地方都市へRターン(リターン)転職することにしました。

ここには学生時代に住んだことはありますが、

働いたことはありません。

若くないので転職先があるかどうか、かなり不安でした。

それでも離れて暮らしている父が

回復の可能性がないに等しい末期がんと診断されたので、

どうしてもそばで暮らしたい気持ちのほうが強く、

あとのことは二の次で転居・転職することを決断しました。

ちなみに私は独身、子供もなしで、あるのはサービス業での20年あまりの経験だけでした。

退職

退職願い

それまで勤めていた会社には父の看病をするためという理由で退職を申し出たので、問題なく辞めることができました。

ラッキーだったのは

当時、会社は早期退職者を募集していたことで、

人事担当者は40代の私を早期退職者扱い、

つまり会社都合による退職にしてくれたのです。

会社都合による退職については

「退職理由」の章

で詳しく述べます。

約1週間という短い期間で

猛スピードで退職の手続きと引っ越しの準備をして、

私は父の家(実家に当たりますが住んだことのない家なので、父の家という表現になってしまいます)に転居しました。

求職活動

求人票

転居してからは、看病をしながらハローワーク通いを続けました。

40代なので、ハローワークの担当者からは

「あなたの年齢だと 普通のときでさえ 年の数くらい履歴書を書いて送っても仕事がみつかるかどうかわかりません。今はなおさらです。

と言われました。

私がRターン(リターン)したのは2011年、秋のことです。

あの、東日本大震災から半年後の東北の地方都市でした。


地方都市 求人の現実

求人のイメージ

求人は復興に関わる土木関係ばかりでした。

それは重機を動かす資格を持っている人が対象です。

当然、私には資格はありません。

資格をとるための合宿もありましたが、

入院している父の看病をしながらだったので

数週間も合宿に参加して資格を取ることは無理でした。

退職理由

「退職」の章で

退職理由は「会社都合による退職」と述べました。

退職理由は大きく分けて二つあります。

会社都合と自己都合です。

自己都合は当人の都合により退職することで、

会社都合とは会社側から退職を働きかけられる辞め方、つまり、リストラや解雇です。

当時勤めていた会社では社員削減のため、

早期退職者(定年より早く、退職したい社員)を募っていました。

応じると定年まで勤めるより、退職時の条件が少しだけよくなります。

私は解雇されるような辞め方は次の就職の妨げになりそうで嫌だと思いましたが、

調べてみると早期退職は求職活動の妨げにはならないことがわかりました。

ほかにも好都合なことがあるからと、人事担当は会社都合扱いにしてくれたのでした。

失業保険

失業保険を受け取るイメージ

仕事はすぐにみつかりませんでしたが、

幸いなことに、前の会社に長く勤めていたため

1年ほど失業保険がもらえることになりました。

失業保険は給料よりもかなり低い額でしたが、

実家で暮らすことになって、

それまで払っていた家賃がかからなくなったので、

食べることには困らずにすみました。

しかも、失業保険を受給するにあたり、

自己都合による退職では3カ月間の待機期間

つまり保険がもらえない無収入状態が3カ月もあります。

それに対して会社都合では、待機期間は1週間ほどです。

この差は大きいです。

さらに会社都合で退職した人は「職業訓練」にも優先的に合格させてもらえます。

結果的に私は人事の言うことに従って、会社都合で退社させてもらえたことに感謝しました。

退職後の不安

不安な気持ち

毎日の生活のことや、病院のことなど日々やることはたくさんあったのですが、

会社員生活が長かったせいか、

社会生活から離れていることにだんだん不安を感じるようになりました。

友だちや前の会社の仲間と連絡を取り合っていて、

みんなが変わらない暮らしをしているなかで、

私だけが取り残されているという感情が日々大きくふくらんでくるのです。

子育てと違って看病や介護は先が見えないとよく言われます。

私もこの先どうなるのかとても不安な気持ちで過ごしました。

職業訓練

美容関係の職業訓練

父はちょうど平均寿命まで生きたのち、旅立ちました。

その後、私は本格的に求職活動を始めます。


求人は相変わらず復興関係中心でしたが、

ハローワークで「職業訓練」というものをみつけました。

求職者がスキルアップするための訓練に国が補助をするという仕組みなので、

無料か実費に近い金額で訓練を受けることができます。

前に述べた重機免許取得の合宿もこれに当たります。


ほかに「Excel・Word入門」といったパソコン教室や

電気関係の資格をとる講座などがありました。

私が興味を持ったのは女性限定の美容関係の講座でした。

スキンケアや体の仕組み、トリートメントなどをざっくりと学ぶもので、期間は3か月。

受講中はわずかですが、日給が出ます。

ダメ元で申し込んで面接を受けると、意外にも簡単に合格できました。

これも退職理由がかなり影響したことでしょう。

同期は10名ほどで、全員20代~30代。私は最年長でした。

こうして朝9時から夕方4時まで、週5日の職業訓練が始まりました。

訓練の目的、それはスキルを身に着けることはもちろんですが、

決まった時間に決まった場所(教室)に毎日通うことも大切な目的のひとつでした。

一度、離職した人にとっての現場復帰へのファーストステップです。

これは社会人としてのリズムを取り戻すのにかなり助かりました。

そして、同期と友だちになれたことは訓練以上の価値がありました。

同じ目的を持った者同士は同じ悩みを持った者同士でもあったのです。

社会から遠ざかっていることに皆少なからず不安を感じていたことがわかって救われる思いでした。

応募

面接イメージ

求人を見ながら数社に書類を送るのですが、

最初にハローワークの担当者に言われたとおり、

書類の段階で不合格になり、面接に進めない日々が続きました。

焦ります。

父を見送ったことで、看病をするという当初の目的は果たしたので、

東京へ帰る選択肢もあったのですが、

私はどうしてもこの地への転職を希望していました。

それは私が東京のアパートを引き払って、ここへ移ってきたときの

父の嬉しそうな顔が忘れられないからです。

父が定年退職後に移り住んだこの家でずっと生きて行こうと決断したからには、

何が何でも新しい仕事をみつけなればなりません。

でも、簡単な道のりではありませんでした。

人生の棚卸

経歴をメモするノート

なかなか面接まで進めなかった私はハローワークが主催するセミナーに参加しました。

そこで講師から学んだことに私は勇気づけられました。

「若い人には若さという強みがある。

若くない人には経験という厚みがある。

若くない人は人生の棚卸をして自己分析をせよ。」

という内容でした。

私は早速、大学で学んだこと、それまで携わった仕事の内容やスキルなどを書き出しました。

誰に見せるものでもないメモなので、弱点も洗いざらい書き出したのです。

この作業をしたことで、今までの自分というものが漠然とではなく、具体的に見えてきました。

厚みです。

厚みを知ったことで、履歴書の自己PRや職務経歴書の内容がかなり変わりました。

40代の就活に人生の棚卸はかなり有益です。

この時の私と同じところで足踏みしている方はぜひ試してみてください。

あなたの書類もきっと変わるはずです。

転職で悩んでいる方にはこちらがおすすめです。
ミイダス

Rターン(リターン)転職成功

転職に成功してうれしいイメージ

棚卸後の書類で人材派遣会社に登録すると効果はすぐ現れました。

ある会社からオファーがあり、人事担当者と会ってもらえることになりました。

久しぶりにスーツを着用したビジネスシーンに緊張はしたものの、

人生経験の「厚み」をうまく使えたようで、後日採用通知をもらうことができました。

Rターン(リターン)転職成功です。

Rターン(リターン)転職についてはこちらの記事をごらんください。


転職後の給料

空っぽの財布

採用が決まり、具体的な契約の話に進みました。

ようやく仕事が決まって安心したのもつかの間、

都内と地方都市の給料ギャップは想像以上でした。

中途採用なので、覚悟はしていたのですが、

給料はだいぶ低いです。

手取りの金額でいうと、少ないと思っていた失業保険より安い金額でした。

失望感が顔に出てしまったのでしょう。

人事担当者に、「うちの会社は毎年昇給するから、最初はがまんして」というようなことを言われたのを覚えています。

ちなみに約束通り、毎年、定期昇給で給料は少しずつ上がりました。

地方の闇?

暗闇のイメージ

再就職は果たしたものの、少しでも手取りを増やすべく、社内規定を調べたら、資格手当がいくつかあることがわかりました。

その中のひとつに、会社が指定する公的資格を二つ以上とったうえで、社内の資格試験を受けて合格すると毎月資格手当がもらえるというものがありました。

これを見逃す手はありません。

私は迷うことなく資格取得を目指しました。

休日に勉強して、一年で二つの公的資格をとりました。

純粋にうれしかったです。

記憶力の衰えた40代でもがんばればまだできるんだという自信につながりました。

続いて社内の資格試験の第一次。

これは勤務地でペーパー試験を受けます。

第一次の合格者は都内の本社で2日間の研修と本試験を受けます。

この挑戦で思わぬ障害になったのが、直属の上司や同僚のひがみと嫉妬です。

応募するまで知りませんでしたが、私の部署でこの資格を取った人は誰もいなかったのです。

年に2回の社内資格試験の受験者募集が始まったとき、

応募することを公言すると

「公的資格を取らなければ受験資格がないよ」

と言われました。

そんなことはとっくに知っていたので

「今年、合格したんです」

と伝えると

「そこまでしてお金が欲しいの?」

と言い出す始末。

私は、当然

「はい」

と答えました。

どうやら資格試験に合格するのは無理だとみんな揃ってあきらめている様子でした。

どうして挑戦する前からあきらめてしまうのか、

可能性が少しでもあるならなぜ挑戦しないのか、

私には理解できません。

私は挑戦するのみと信じて進みました。

第一次試験は地元でのペーパーテストでしたが、仕事の時間外に受験させられました。

合格して次に第二次試験を受けるための本社への出張を直属の上司に認めてもらえなかったので、有休をとって受験に行きました。

結果、合格してここでは誰ももらっていないお手当てを私は毎月いただくことができました。

収入を増やすために勉強して資格をとるのは恥ずかしいことでしょうか。

私は応援してもらえるものと思っていましたが、ここでは違います。

誰かが一度チャレンジして失敗したら、みんな揃ってあきらめるというスタンスのようです。

地方には同様の考え方や強い仲間意識がまだ残っているので、都会での生活に慣れた人は慌ててしまうかもしれません。

まとめ

地方への転職のイメージ

こういった風習も含め、地方都市は都心部と比べて不便なことがありますが、

近くに温泉があったり、

豊かな自然があったりで、

ゆったりとした暮らしができます。

大切なことは住む土地がどこであろうとも自分の気持ちを強く持つということで

以上、40代にもできたRターン(リターン)転職 体験談でした。

Rターン(リターン)で迷っているあなたの背中を押すことができたらうれしいです。

最後までお読みいただいてありがとうございます。

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