身内の葬式 Xデーに連絡する人と場所・することと手順のまとめ [14人の親族を見送ってきた体験談]

青空に虹 葬式

この記事では、

突然のXデー(お別れの日)にあなたは何をすればいいのか

今までに14人の身内を見送ってきた体験談をお伝えします。

とくに初めて葬式を取り仕切る状況になって、


何から手を付けていいのか

頭が真っ白になったときに読んでいただきたい記事です。

*仏式の葬式の話です。

はじめに 

葬式、とりわけ身内の葬式は人生の中でたびたび起こることではありません。

もしも、あなたの身内に不幸があって葬式を行うことになったら、どうすればいいのでしょう。

私は19歳から今までに14人の身内を見送ってきました。

葬式は故人を見送るとともに、残された人がこれからも生きていくために必要なセレモニー

だと思っています。

身内の不幸に心が折れそうになりますが、葬式は時間との闘いでもあります

あなたが闘い抜いて強く生きていけるよう、私の経験をもとに

Xデー(お別れの日)にすべきことを順を追ってお伝えします

では はじめます。

Xデーにすることの手順

紫いろの花

故人を安置する手配 

病院でXデー(お別れの日)を迎える方がほとんどかと思いますが、

病院はあなたが考えているより早めに退室を求めてきます。

最初に悩むのが故人の搬送先と搬送方法です。

搬送先(故人を安置する場所)

搬送先はふつう、故人や遺族の自宅葬式を行う場所です。

故人の自宅に一旦安置して、

お別れをしたのちに葬祭場へ向かうのが理想ですが、

自宅が狭い、遠いなどの理由から

葬式を行う場所、葬祭場などを選ぶこともできます。

搬送方法

故人を運ぶことができるのは

遺族の車か、

許可をうけた有料の業者、葬儀社などの寝台車です。

遺族以外が無料で搬送すること、一般のタクシーや介護タクシーの利用は法律上、できません

あなたが大切な方を自家用車で家へ連れて帰りたいと思ったときのリスクについて

・車好きな人だったから最後に愛車に乗せてあげたい、

 重い病気と闘ったお子さんを胸に抱いて帰りたいなど、

 遺族の思いはさまざまです。

・遺族が自家用車で故人を搬送することは法律に違反しませんが、

 あなたが素人なら途中で遺体を損傷して故人の尊厳を損なってしまうかもしれません。

 また、途中で体液などが漏れた場合、

 感染症感染につながる衛生上の問題が起こるかもしれません。

・搬送するにあたり必要なもの、

 防水シート
 ドライアイス
 寝台などを

 個人で準備しなければなりません。

以上のことから、搬送はプロに任せることをおすすめします

葬式に葬儀社や互助会を使うなら、この時点で問い合わせましょう。

  ⇒ 葬儀社/互助会との連絡 をご覧ください。


ほとんどの場合、搬送や搬送にともなう備品の費用が含まれています。

すぐに決められない、ほかの遺族と相談したいという時…

・葬儀社に搬送だけを依頼しましょう。

 葬儀社はあなたが調べて決めることもできます。

 病院が提携している葬儀社を紹介してもらうこともできます。

 ただし、病院が提携しているところは若干割高なので費用の確認も必要です。

・葬儀社に搬送だけを依頼する場合の費用のチェックポイント

 搬送だけと言った場合、寝台車の料金だけを言われるかもしれません。

  搬送前の処置(病院の看護師がしてくれるところもあります)
  棺や防水シート
  ドライアイスの有無、有りなら分量(通夜までの分か、火葬する時までの分か)

 など搬送にともなう備品の費用まで確認しましょう。

これで、故人を搬送する場所と方法が決まりました。

あなたは大きな悲しみの中にいて、

経験が少ないうえに時間に追われますが、

ひとつひとつチェックしてください。

手を抜くとあとから驚くほどの請求がきます。


死亡診断書

夕日 悲しいイメージ

搬送する手続きを終えても、車が迎えに来るまでには時間がかかります。

この時間を有効に使って、医師に「死亡診断書」の依頼をしましょう。

あとで火葬、埋葬、役所への届け出のときに必要になります。

医師に「死亡診断書」をお願いしてもその場で書いてもらえるものではありません。

時間に余裕をもって請求しましょう。

家族 ごく親しい身内 菩提寺に連絡する

家族、ごく親しい身内、菩提寺に第一報のお知らせをします。

この段階では葬式の詳細は決まっていないので、手短かにXデーが来たことだけをお伝えします。

なるべく家族と手分けしましょう。

ひとりで抱え込まないことが肝心です。

葬儀社/互助会との連絡

*葬儀社/互助会を使わない場合は次へ進んでください。

葬儀社/互助会を使うのであれば打ち合わせが必要です。

連絡して打ち合わせの時間や場所を決めます。

最初の顔合わせは病院になることが多いでしょう。


打ち合わせの項目はあとの 8 葬儀社/互助会と打ち合わせ でお伝えします。

 

役割をきめる

喪主

喪主は故人の配偶者、長男、親戚などが一般的です。

「誰が」という決まりはないので、ほかの方でも問題はありません。

葬儀社/互助会との連絡係(お世話役)

葬式は喪主がすべてを取り仕切るイメージをお持ちではないでしょうか。

いろいろな場面で判断を求められたり、

来客の対応におわれたりで、

葬式の時に一番動けないのが喪主です。

なのでお世話役を決めて各方面との連絡などに動いてもらうことをおすすめします。

あなたやお寺、互助会などとのパイプ役なので信頼できる遺族が適任です。


各方面に連絡する  

先に述べた家族、ごく親しい身内以外、

つまり親戚、勤め先、学校、友人や知人、ご近所などへ第一報の連絡をします。

葬式の詳細については決まり次第、伝えます。

家族がいる場合、それぞれが勤め先や学校へ連絡をするのがスムーズです。

仕事の引継ぎや連絡事項はこの段階で行います

立ち入った話ですが、

もし、故人が再婚の場合、前の配偶者とその子供への連絡もしましょう。

普段の付き合いが薄くても、葬式は特別です。

お別れが出来なかったとあとから責められたりもしますので、遺族間で話し合ってください。

遺影

遺影 

お通夜までに遺影がほしいので、もとになる写真を決めましょう。

もとになる写真とは

故人の顔、表情がその人らしい写真です。

服装や背景はプロが加工するので、気にしないで選んでください。

加工料は費用に含まれていることがほとんどです。

葬儀社/互助会との打ち合わせまでに準備できるとスムーズです。

葬儀社/互助会 と打ち合わせ

ここまできてようやく葬式の具体的な準備に入ります。

葬儀社/互助会を使わない方も、葬式の流れをつかむためにここはお読みください。

遺影が決まったら最初に担当者に渡してましょう。

修正箇所が多い写真は加工に時間がかかる場合があるからです。

プランと見積もり

まずはあなたの葬式のイメージや希望を担当者に伝えてください。

例)
家族だけで見送りたい。
会社の関係者がたくさん来ると思う。
遠くから来る親戚がいるので泊まるところが必要だ。
数日後に親戚の結婚式があるから故人の見送りはそのあとに行いたい。など…



急なことなのでそれぞれに違った事情があるはずです。

思いつくことは初に伝えましょう

意向を伝えれば、担当者から葬式全体のプランと見積もりが提案されます。

急ぎつつも見積もりは詳細に検討したうえで、予算に合わせてプランを決めてください。

互助会の会員で積み立てがあれば、割引や特典があるので費用の心配が減ります。

場所と日取り

プランが決まったら菩提寺、葬祭場、火葬場など各方面と日程の調整をします。

菩提寺 

通夜・本葬の日時を決めます。

菩提寺以外の場所で通夜・本葬を行うときは僧侶の送迎の要不要を確認します。

このタイミングで住職に戒名をお願いしましょう。

葬祭場

通夜・本葬の日時を決めます。

菩提寺との予定のすり合わせが必要です。

この時点で列席者のおおよその人数がわかれば、伝えます。

参列者のうち特別な配慮が必要な場合も早めに伝えましょう。

例)
車いすの人がいる
授乳の部屋が必要
食品にアレルギーを持っている人がいる など。

火葬場

火葬場を決める際、

近いことも大切ですが、

費用に差があるので初めに確認をしてください。


お住いの自治体によっては無料のところもあります。

火葬場の予約が完了すると葬儀の流れ(順番)が決まります。

各方面と日程の調整は、ほとんど葬儀社/互助会の担当者が代行してくれますが、

菩提寺とは今後もお付き合いするのであなたから連絡するのがいいでしょう。

その際、お布施の金額も聞いてしまいましょう。


これで葬式の大まかな予定が決まりました。

次に決まったことを伝えるための2回目の連絡をします。


2回目の連絡

先に連絡した方々へ葬式の詳細を連絡をします。

伝えること
・故人のフルネーム
・喪主のフルネーム、住所、電話番号
・通夜、本葬、火葬の日時と場所


葬儀社/互助会の担当者がこれら必要事項をまとめて

「お知らせ」という形にしてくれるので、

電話で連絡したあとにFAXやメールで送りましょう。



また、電話の際に葬儀の後の法要の出欠も忘れずに確認しましょう

職場や学校など人数が多い場合は、代表者にあとで連絡をもらうようにします。



法要に出席する人の人数がだいたいわかった時点で

葬儀社/互助会の担当者に伝えて料理の準備をしてもらいます。

こちらの記事もご覧ください。

まとめ

Xデーにすること

故人を安置する場所をきめて搬送します。

医師に死亡診断書を書いてもらいます。(火葬に間に合えば後日でも大丈夫です)

家族や身内、菩提寺に第一報を連絡します。

喪主とお世話役を決めます。

葬儀社/互助会に連絡して打ち合わせをします。

遺影を決めます。

関係先へ葬式の詳細を連絡します。



葬式は宗教や宗派、地域によって形態はさまざまです。

これがすべてとは言えませんが、私の経験ではだいたいがこのような流れを経て通夜を迎えました。

通夜までにすることはたくさんあります。

ここまで寝る間もなく段取りするのは正直、大変です。

それでも葬式を行うのには理由があります。

葬式は故人を見送るとともに、

残された人がこれから先も生きていくために区切りをつける機会でもあります。


個人的には後者のほうが大切だと思っています。

葬式で親戚や故人の友人知人から言葉をかけてもらうことは、

遺族が悲しみを乗り越える力になるからです。

Xデーは時間との闘いであることを念頭に、必要なことを順番に行ってください。

葬式はあなたが生きていくうえで、この先必要な力を与えてくれるでしょう。


さいごに・・・

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