そうだ ④
☆☆☆「そうだ」④は状況や能力から判断してある事柄ができるか否かを伝える文型の説明です。 ☆「そうだ」①は伝聞・情報源から知ったことを人に伝える(基本体+そうだ) ☆「そうだ」②は推量・物や事柄の外見の印象を伝える(形容詞+そうだ) ☆「そうだ」③は推量・物や事柄の動き・変化の徴候を見て判断して伝える(動詞+そうだ)
意味
・周囲の状況から判断してある事柄ができるか、できないかを述べる
・人、動物、生物、物などの能力から判断してある事柄ができるか、できないかを述べる
接続
動詞 可能形 + そうです/そうにありません、そうもありません、そうにもありません
※否定形の接続の使い方は人によって違いますが、意味に違いはありません。
備考
動詞 可能形 について
可能形がない動詞の例 1.(無生物が主語になる)
木が倒れる、雨が降る、病気が治る、葉が落ちる、水が出る、ビルが建つ、お湯が沸く、野菜が煮えるなど
可能形がない動詞の例 2.(~得ると活用する)
あり得る/得ない、事故が起こり得る/得ないなど
可能形がない動詞の例 3.(特別な例①)
くれる → ✖くれられる (あげる → ○あげられる)
間に合う→ ○間に合いそう
可能形がない動詞の例 4.(特別な例②)
地方によって可能形が違う場合がある
例: 行かない→行けない(標準)、行かれない(東京方言)、行けれない(名古屋方言)
例文
・周囲の状況から判断して述べる
① (電車で)
A: 込んでますね。
B: ええ、でも隣の車両なら座れそうですよ。
② A: 次のバスは何時ですか。
B: 5分後です。
A: それなら急いで行けば間に合いそうですね。
③ (空港で)キャンセル待ちをしても飛行機に乗れそうにありません。
・人、動物、生物、物などの能力から判断して述べる
④ この子犬は活発なのですぐに階段を下りられそうです。
⑤ このレシピなら子供にも作れそうです。
⑥ このレシピは難しくて子供には作れそうにありません。