直葬とは [直葬の流れ・費用が安い理由・トラブル]

広告
紅葉の道 お見送り 葬式
広告

この記事を読んでわかること

この記事では最近都市部を中心に増えている「直葬」の流れと費用、そして直葬にまつわるトラブルについてお話します。

一般葬と比べて、なぜ直葬は費用が安いのか、安くなる理由もあわせてお伝えします。

最初に結論を言います。

安くなる理由
お寺さんを通さないで葬式を行う
・会葬者はできるだけ少なくして飲食接待費を抑える
・手数料を省き、徹底的に自分でする

安くなる理由はこの3つです。お寺さんを通さないので葬式そのものにかかる時間は短いですが、葬儀社/互助会などへ支払う手数料を省くために、前もってあなたが動いて準備することが前提になります。

*仏式の直葬のお話です。

*この記事にある費用・料金は2020年8月現在のものです。

はじめに

あなたの大切な方をお見送りしなければならなくなったとき、日本の葬式の費用があまりにも高額できっと驚くことでしょう。私は19歳から今までに14人の身内を見送ってきました。葬式の形式は宗派や地域によってさまざまです。でも、費用が高額なことだけは14人の葬式に共通していました。

葬式の費用の主な項目は次の3つです。
葬儀社/互助会の利用
飲食接待費
寺院費
これらをあわせて約200万円かかります。これが今の日本の葬式の平均的な費用と言われています。

この金額が高いと思った方は、どうぞこの記事を読み進めてください。
200万円のうちどうしても必要な経費はあなたが考えているより少ないのです。

それでは、はじめます。

直葬とは

泉 お見送り

直葬とは

直葬とは一般的な葬式で行われる通夜・本葬をせずに火葬だけをおこなう葬式のことをいいます。
宗教的なことにこだわらずに大切な方のお見送りをしたい方、費用を安く抑えたい方向きの形態です。

費用が安い理由

一般的な葬式の費用は約200万円といわれています。

費用のなかで高額なのは寺院の費用と飲食接待にかかる費用です。直葬は寺院費用と飲食接待費用をカットする形の葬式のため、費用がおさえらます。

また、葬儀社/互助会などを利用した時に支払う手数料などを省くことで費用を抑えられます。ただし、手数料を省くということは、あなたがすべて手続きを行うことになるので、時間はかかります。

費用

主な葬儀社の調べでは直葬の一般的な費用は10~30万円といわれています。

とはいえ、火葬だけではお見送りとしてもの足りないとか寂しいという理由で僧侶の読経や会食といったオプションをつければ、その分の費用がプラスされます。

直葬の費用はどうしても必要な費用とその他の費用=オプションがあります。

具体的例をお伝えします。。

必要な費用

川沿い お見送り
寝台車

日本の法律では亡くなったあと、24時間たってから火葬が許可されます。

病院で亡くなった場合、あなたが思っているより早く退室を求められます。そのため、故人を24時間安置する場所が必要です。ふつうは自宅に安置したのち火葬場へ向かいます。

病院→自宅→火葬場の流れになるので寝台車は2回必要になります。

遺族が搬送する場合には自家用車やレンタカーを使うことができます。タクシーは使えません。葬儀社に寝台車を依頼する場合、費用は1回につき2~3万円が相場です。この費用には移動する距離や時刻などの規定があります。例:移動は10㎞まで。深夜早朝を除く。など。規定を超えると追加料金を請求されます。

棺の費用には幅があります安いもので1万円台からありますが、一般的なものは6万円前後です

火葬の際に棺に納めたかたちでなければ受け付けてもらえないため、棺は必ず必要です

火葬の費用

火葬場には公営と民営があります。それぞれお伝えします。

公営の火葬場

自治体によって費用は変わります。無料から5万円くらいです。都市部では6~7万円のところもあります。

民営の火葬場

民営は公営よりやや高めです。

地域や規模によって幅がありますが、5~20万円くらいです。公営と同じく都市部のほうが高い傾向にあります。

火葬中の控え室の使用料

火葬には1~2時間くらいかかります。その間、遺族や参列者が待っている部屋の使用料です。

公営の火葬場 無料~1万円くらい

民営の火葬場 2万円くらい

骨壺

骨壺は火葬場によっては無料で用意してくれるところもあります。
有料の場合は幅があり、数千~数万円です。料金は火葬場に支払います。

その他の費用

苔むしたせせらぎ お見送り
寝台車以外の車代

参列者が移動するための車代です。葬儀社の車を依頼する場合は問い合わせましょう。

自家用車だけで移動できる場合は不要です。

戒名

直葬で僧侶による読経がない場合は、戒名は必要ありません。

戒名をつけてほしい場合は、僧侶にお願いしてつけていただきます。その場合は火葬場でお経をあげてもらいましょう。

戒名には格があり費用は10~100万以上になります。

補助金

滝のある風景 お見送り

費用について出費ばかりをお伝えしてきましたが、条件付きで補助金をもらえるケースをご案内します。

国民健康保険加入者 

国民健康保険加入者は葬祭費として自治体から3~5万円が支給されます。

自治体によって金額が違います。

補助金をもらうには自治体に申請が必要です。

社会保険加入者 

社会保険加入者は埋葬費として5万円が支給されます。

故人の勤務先か社会保険事務所に申請が必要です。

生活保護を受けている方

・生活保護を受けている方が亡くなった場合
・生活保護を受けている方が喪主として葬儀を営む場合

この場合、自治体が費用を負担する制度があります。この制度は誰でも利用できるものではありませんので、詳細はお住いの自治体の役所にお尋ねください。

注意点・トラブル

滝 お見送り

直葬を行った場合、遺骨は散骨すると考えた方がいいでしょう。

たとえ菩提寺があったとしても、僧侶を呼ばずに、火葬のみを行った場合、先祖代々のお墓に入れてもらえない可能性があります。

直葬は一般葬に比べて故人とのお別れの時間が短くなります。また、儀式が大幅に簡略化されます。そのため、親族の中には直葬になじまない方もいて、あなたと意見の対立が起こるかもしれません。
直葬を行う場合には事前に親族とよく相談することをおすすめします。

時間があれば…
葬儀社を使う場合には2社から見積もりをとって費用と内容を見比べましょう。
葬儀社の担当者に言われるままにオプションを追加すると、思わぬ追加料金が発生することがあります。

病院で紹介する葬儀社は紹介料などが上乗せされるのでやや高めになります。

まとめ

直葬は儀式を大幅に簡素化するので費用が安い。

費用
・寝台車、棺、火葬費、控室使用料、骨壺合わせて10~30万円くらい
・オプションで費用はふくらむ

*できれば葬儀社は事前に比較する

*補助金がもらえることもある

*直葬を行う場合は親族とのトラブルに注意

タイトルとURLをコピーしました

語学(日本語)ランキング